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芳野

推しのある生活

こんにちは。お久しぶりです。

前回の4月からもう4ヶ月が経ってしまいました。

戦争や感染症、大きな事件、自然災害と日々の足元が揺らぐような不安を覚えます。

そして、この暑さ。

本当に心身ともにダメージの大きい日々が続いていると感じます。


そんなストレスフルな環境の中、印象に残ったのがあるクライアントさんのキラキラした瞳でした。

その方は、家族についての悩みを前から聞いていたのですが、最近好きなキャラクターが出来て、グッズを買い集めるのが楽しみになったのだそうです。近所のいろいろなお店で好きなグッズを見つけると買い、お気に入りのものに囲まれて生活している日常を楽しそうに、瞳をキラキラさせて話してくれます。聞いている私も思わず笑顔になってしまうほど熱く語る表情に、やはり人の心の力はすごいなぁと感動してしまいます。

以前は、家族について悩み、哀しみ、怒り、落ち込みました。そして、必要な情報を集め、考え、自分に出来ることをしてきました。今もまだ、それは続いています。

でも、家族の人生は当人のもの。自分はそれを支えるだけで左右することは出来ないと心の距離を置けたとき、今まで全て家族のために動いていた心が、初めて自分自身の楽しみのために動き始めたのです。そしてそれと同時に、その家族の方の心も動き始めたのです。


別の方は、家庭菜園で野菜を育てることに喜びを見つけました。やはり、キラキラした瞳でそれがどれだけ自分の心を満たしてくれるかを語ってくれます。その方の人生がどんな風に変わっていくのか、楽しみです。

そんな方々を見ていて、私も熱中できる何かが欲しいなぁと思いました。今は、いろいろな音楽を聴いています。歌詞がいいなぁと思うグループを見つけて聴いたり、昔好きだった曲を探してみたりして、ふっと心が軽くなったりじんわりしたり、心の栄養をもらえているような気がしています。


人の心は前に進もうとするもの。無理に「推し」を見つけようとするのではなく、力を抜いて、心の赴くままに楽しんで行こうと思います。


では、また。

次の記事は秋になるかなぁ。。。


*文章内のエピソードは個人が特定されないように、かつ趣旨が伝わるように加工してあります。

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