欲
- 芳野
- 23 時間前
- 読了時間: 2分
こんにちは。
GWが始まりました。
行楽日和が続く連休のようで、楽しみですね。
私は、夏の野菜の苗を買ってきて畑に植えたり、花壇の草むしりをして花を植えたり
のんびりと過ごしています。
さて、前回のブログ(石橋を叩いて・・・)で買うかどうか悩んでいた
「電子書籍リーダー」。
どうなったと思いますか?
あのあと、決断のきっかけは割とすぐに訪れました。
家族と旅行の話をしていて、旅先でのんびり本でも読みたい、というような話題になり、
「実は電子書籍リーダーを買おうか悩んでいる」と話すことがあったのです。
私の話を聞いた家族の反応は「欲しいと思うなら買いなよ!」でした。
その言葉に背中をドンっと押され、買うことに決めました。
軽さを重視して買った電子書籍リーダーは、出かける時のお供にぼちぼち活躍してくれています。

その決断のきっかけとなった会話の中で
「欲しいと思うなら」という言葉がありました。
若いころは「欲しいもの」ってたくさんありました。
服や雑貨、音楽や車、おいしいもの、行ってみたい場所などたくさんの欲しいものがあって、頑張ってお金貯めて買うぞ!という励みにもなっていたように思います。
ある程度の年齢になった今、欲しいものってそんなにたくさんないのです。
買えたから、経験できたから、心地よいものの内容が変化したから、など理由はいくつもあります。
それは満たされて幸せなことだと思います。
でも、それと同時に「手に入れるためにがんばるぞ!」というエネルギーも減ってしまったような気がします。
だから、「欲しい」と思う気持ちを持てたのなら、その気持ちを大事にしなさいよ、と言われました。
そんな心は、歳を重ねて成長してきた先の成熟の証なのだと思います。
「老化」と言ってしまうこともできますが、最期まで発達していく心の新たな変化なのだと思うのです。
そういった心の変化を自分自身で慈しみながら、日々を重ねていきたいと思います。
では。
また書きますね。