前回の古道具の話を読んでいて、頭の中で「大きな古時計」の曲が流れました。平井堅バージョンです。
人と道具の関係もいろいろありますね。一緒に生きてきたというものもあれば、ただただ好き、役に立つ、生活にかかせない、身近なもの…。実は人と人の関係に似ているのかもしれません。
さて、こんな話を書こうと思っていたところ、パソコンの調子が悪くなってしまいました。パソコンも一つの道具ですが、困っています。大切なデータもたくさんあります。大切に使ってきたつもりですが、こういうものの仕組みに疎い私は、どのようにして直したらいいのか、差し当たり何をすればいいのかもわからず、オロオロしていました。そして、「壊れた、新しいの買わなきゃ」と考え始めていました。
しかし、知識がある人は起動しないはずのパソコンを謎のテクニックで立ち上げてあれこれテストしたり、ノートパソコンのネジをとってぱかっと開けて部品を外したり、私には恐ろしくてできないことを次々にしていきます。
物は壊れる。でも修理もできる。必ず直る保証はないけれど。人と人も同じで、関係が悪くなることもあれば、修復できることもある。道具も人も、長くつきあって行く間に何度かの不調と修復がくれ返されて、それが愛着深めるのかもしれない。そんなことを思いました。
パソコンも使えない機能はまだあるものの、ありがたいことに復旧しました。
今回の担当は中村でした。
更新が遅くなりました。
次回の担当は芳野です。
お楽しみに。