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芳野


こんにちは。

雨続きの週末です。雨は、しっとりと気分が落ち着いて、これはこれで好きです。

前回の「メッセージ」を読んで、私たちは無言のメッセージに囲まれて生活しているなぁと思いました。

だからこそ、メッセージを出しているのに気づいてもらえない、とか、気づかないふりをしてしまう、とか、悲しいすれ違いが起こるのかもしれません。

いっそのこと、全て言葉で言い表し伝えられたら、どんなにシンプルで分かりやすいでしょうか。

でも、それはそれで、言ったのに分かってくれない、ということになってしまいます。

結局は、メッセージを受け取る側の「分かってあげようとする気持ち」が嬉しいのですよね。

中村が「メッセージ」を書いている頃、私は久しぶりに大好きなカフェに行って癒やされていました。「メッセージ」の写真そのものの時を過ごしていました。

仕事が終わって帰り道に寄ったので、顔なじみの店長さんに「自分へのご褒美に来ました!」と言って美味しいパンと紅茶を頂きました。

閉店間際の店内は空いていて、落ち着く音楽がかかっていて、店長さんに「ゆっくりしていってくださいね」と優しく声を掛けられ、しばし楽しいお喋りをしました。

そろそろ帰ろうと思ったときに、ふと、とても心が軽くなっていることに気がつきました。

誰かに、お茶を入れてもらったことは何ヶ月ぶりだろう・・・。

それから、考えました。

お茶を入れてあげるときに、相手が温かい気持ちになれますようにと思って入れているだろうか。

丁寧に、心を込めて、過ごしているだろうか。

聖人君子じゃないのだから、忙しいときや心の余裕がないときもあって、いつもいつもそんな風には出来ません。笑。

でも、雨でお出かけも畑仕事も出来ないこんな週末くらいは、温かい気持ちを思いだして過ごしてみよう、と思いました。

今回の担当は芳野でした。

次回の担当は中村です。

お楽しみに。


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