先週の「雨」から一週間、めずらしく雨の日が続きました。最初は、乾燥の厳しい季節を潤す雨、と思っていましたが、さすがに毎日続くとうんざりしてきました。
しかもこの週末は大きな台風。私の住んでいる地域は大きな被害はなかったのですが、さまざまな被害も出て、落ち着かない気持ちで過ごしました。それで昨日までは雨や台風について書こうと思って記事を書きかけていたのですが、今朝の晴れた空を見て気分が変わり、書き直しています。台風一過の空がきれいでした。
さて、秋雨や台風の季節も終わり(と思いたい)、気温も下がって季節は晩秋、そして冬へと向かって行くのを感じています。
前回の記事で芳野がカフェでゆっくり過ごす様子を書いているのを見て、温かい紅茶を飲んでいる姿を思い浮かべ、あ、そういう季節だなと思いました。ついこの間まで、お茶と言えば冷たい麦茶をゴクゴク飲むというイメージだったのに、今はお茶といえば温かい紅茶やコーヒー、急須で入れる緑茶です。
自分の最近の行動も振り返ってみると、肌寒さを感じるたびに、セーターやフリース、毛布や冬用のシーツ、厚手の靴下やタイツにブーツを出してきて、気がつけば身の回りが冬物に入れ替わっています。ごはんも、お鍋や豚汁、グラタン、シチューなど温まるものを選んでいます。日々の「ちょうどいい」が少しずつ変わっていきます。
何気なく、そろそろかなという気分に合わせているだけで、冬支度が進んでいることに気がつきました。今の自分に正直に、我慢せずに合わせていくのは大事なことだな、そして案外難しくないことだな。そんなことを感じました。
寒い冬は苦手ですが、だからこそ暖かさを求めてあたたかいものを楽しめるのかもしれません。少しずつ準備を整えていけば、冬も楽しめるような気がします。
今回の担当は中村でした。
次回の担当は芳野です。
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