前回の記事で縄文時代や卑弥呼の話題が出てきて、最初に思い浮かんだことは「古代にはスマホとかメールとかないからシンプルだなあ」という感想でした。
ちょうど先週がピークだったのですが、仕事やプライベートでいくつか並行してやりとりをしないといけないことがあったからだと思います。今は「目の前のこと」以外のこと、多いですよね。
例えば、仕事前にグループLINEでやりとりをしていて、気になりながらも仕事中は考えず、仕事終わりでスマホをチェックしたらその間にさらにたくさんやりとりがあって、一生懸命読んで遅ればせながら返事をする。同時に他のアプリのメッセージやメールも来ていて、まず全部読んで優先順位を決め、急ぐ話から順番に返事をしていく。何かを頼んだり、頼まれたりすることもあるので、その対応もする。
メールやSNS、便利です。離れていてもコミュニケーションが取れるし、時間やタイミングを問わず、忘れることもなく伝えることができます。
でも、たくさんのコミュニケーションが同時に並行して進むという感じに、少し疲れを感じる時があります。私の時間は一つの流れのはずなのに、あちこちの場面を駆け回って行き来しているような、そんな感じです。
日々に閉塞感を感じているときなどは、同時にいくつもの場面に簡単にアクセスできることが、広がりと感じられるのかもしれません。私もそう思える時があります。
今の私はそれが楽しめない、いわゆるSNS疲れの状態なのだな、と思いました。習慣になっていると意外と気づかないものです。
今回の担当は中村でした。
次回の担当は芳野です。
お楽しみに。