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芳野

修学旅行


こんにちは。

春と言うより初夏と言うような強い日差しになってきましたね。

庭では、あじさいがつぼみをつけ始めました。

さて、前回の「日差し」は、太陽の陽を浴びて成長するお話でした。

「成長」という言葉が心に残り、日々の生活を送りながら、ぼんやりと成長について考えていました。

先日、研修があったので京都駅に行ったのですが、

この季節の京都駅は、修学旅行生でいっぱいでした。

私の頃の修学旅行は秋が定番でしたが、近年は台風を避けるためかいろいろな行事の都合か、春の方が定番となっていますね。

私の中学の時の修学旅行は、福島県の会津でした。

白虎隊や鶴ヶ城など名所を巡り、喜多方の蔵のあるお宅へ訪問し、蔵について学ばせて頂きました。

修学旅行の内容自体はあまり覚えていないのですが、生まれて初めて入った「蔵」はひんやりと涼しくて、クーラーなどの人工の冷気とは違った人の英知で作られた自然の涼しさ(というより寒いほどでした)をよく覚えています。

その涼しさにびっくりして、心が動かされ、ある種の「感動」を味わったのだと思います。

そのとき、自然の力でもこんなに涼しくすることが出来る、冷蔵庫などがなくて食料の保存が難しかった時代に考え出された人知は素晴らしい、ということを知りました。

それまでの自分の既成概念や枠が壊され、世界が広がったのです。

そうです。

「成長」です。

そんな驚きや感動で人は成長していくのかもしれない、と思いました。

成長を促進する日差しが降り注ぐ春。

普段の生活の枠を飛び出して新しい経験をする修学旅行には、実はもってこいの季節なのかもしれない!

今回は、そんな発見をして、ひとり感動している芳野の担当でした。

次回は中村です。

お楽しみに。


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