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芳野

夏の思い出


こんにちは。 前回の「夏の準備」は、夏が始まったばかりの頃でした。苦しかったり、結果が出ないときこそ一生懸命に前に進む努力をしているときなのだ、と励まされ、夏本番を迎えました。

皆さんはどんな夏を過ごしましたか?

私の夏休みは、特にどこにも出かけず、朝夕の涼しい時間に家事や畑仕事をして、日中の暑い時間は家の中でのんびり過ごす、という毎日でした。

暑いし、どこに行っても混んでいるし、と言うことで、年々夏は出不精になって来ているので、夏の思い出といっても、悲しいかな、何もありません。

でも、自分の思い出としてではないのですが、夏の大会に向けて一生懸命に練習する生徒たちを応援したり、テレビで高校野球を見ていて、爽やかなスポーツマンシップや青春の輝きを見て感動したり、夏休み明けに真っ黒に日焼けして元気に登校してくる子どもたちが眩しく感じられたり、夏の味わいを十分に感じられたようにも思います。

きっと、これからの夏も、もう私の年齢になったら、そうそう大きなイベントはないでしょう。何かに向かって努力を積み重ね、苦しいときも踏ん張って前に進みたいと頑張る夏は、若者の特権なのかもしれません。

それを側で眩しく感じながら眺める穏やかな夏も、けっこういいものです

ここ数日、朝晩は涼しくなって、夏の終わりを感じる気候になり、夜になると聞こえていた蛙の大合唱は、いつの間にか秋の虫の音色に変わっていました。

郷愁にも似た懐かしく淡い感情をそっと胸の内に置きながら過ごした夏の終わりでした。

今回の担当は芳野でした。

次回は中村です。

お楽しみに。


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