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芳野

青空

こんにちは。

西の方から梅雨が明けてきて、夏の青空が見える時期になりました。

前回の「傘をさして歩く」は、梅雨入りした頃でしたね。

雨に濡れないように気をつけることが、ウィルス感染予防に例えられていて、なるほどなぁと思って、コロナと共に生きる「新しい生活様式」を意識したときに思い出していました。


あれから一ヶ月半。

感染は収束ではなく拡大する方向に向かっていて、不安や疲れや緊張は続いています。

ずっと何となく憂鬱で、元気が出ないような、重たい気持ちを抱えながら過ごしていました。

どうしたら、気持ちがスカッと晴れるかなぁと自分の心の中を模索していたのですが、なかなか良い方法は見つかりませんでした。

毎日、感染拡大や経済不安のニュースばかり。ある程度、不安定ながらもこの社会情勢と折り合いを付けて生活して行かれるようにならないと、重たい気持ちも晴れないかなぁと、半ば諦めていました。










でも今日、梅雨が明けて、澄み切った夏らしい青空を見たとき、ふっと心の緊張が解けるような気持ちがしました。


どこにでも、気持ちを切り替えるきっかけが転がっているんだなぁ。


何か、長い時間悩んでいた自分がバカらしくなりました。

心の健康ってやっぱり衣食住が満たされて、経済的不安がなくなって、社会情勢が安定しないと難しいってマズローが言ってたな、とか

国民の生活が安定するように政治がリードしてくれないと不安から抜け出せないな、とか

難しいようなことをたくさん考えて、どうにか解決に漕ぎ着けようとしていたのですが、考えれば考えるほど、力が入って余計に抜け出せなくなっていたのかもしれません。


いつもカウンセリングで、「悩みの答えは自分が思っているところの斜め横にある」と思っていました。今の自分が考える答えは本当の解決ではなく、一皮剥けて少し器が大きくなった自分が出す答えは、今の自分が思いもよらない「斜め横」というイメージなのです。


今日の私が一皮剥けて器が大きくなったかどうかは分かりませんが、考えても出ない答えは考えずに自分の力が抜けるのを待つ、のが得策なのかもしれません。笑。


明日からは、暑い夏がやってくるのでしょう。

コロナとの戦いは続きます。

力を抜いて、この状況の中でも、少しでも気持ちが楽になる瞬間を大切に、過ごしていけたらと思います。


今回は芳野の担当でした。

次回は中村です。

どんな状況になっていて、どんなふうに過ごしているでしょうか。

お楽しみに。








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