お久しぶりです。春から休眠状態でしたが、今年最後の記事です。
記事を書くにあたって、前回がどんな記事だったかを思いだし、今年がどんな一年だったかを振り返りました。この時期、「流行語」や「今年の10大ニュース」など、一年を振り返る材料には事欠かないのですが、一通りふり返って感じたことは、前のニュースは毎日飛び込んでくる新しいニュースにあっという間にかき消される、ということです。時間はどんどん流れ、驚くほどすぐに忘れていくということを改めて実感しました。
では、もっとゆっくり時間を感じていたいと考えているかというと、逆に、毎日新しい情報を求め、自分から時間を前へ前へ進めようとしていることにも気づきました。
このブログでは、足を止めて過去をふり返ることについて度々取り上げてきましたが、時間がどんどん前に進み、たった数週間前のことも過去になってしまう中で、足を止めることは大変なことですね。
立ち止まりたい、でも前にも進みたい。そんな私達を助けてくれるのが季節です。
時間は前に進みながらも、毎年同じように季節はめぐってきます。新しい年を迎えながら、私達は去年のお正月のことを考えたり、10年前、20年前のお正月を思い出したりします。来年のお正月はこうしたいと語り合ったり、いつかはこんな風に過ごしてみたいと夢見たりもします。四季折々の風景やイベントや恒例の行事が、私達の今と過去、未来までもつないでくれます。
思い返せば、ブログで書いてきたことも違う題材のようで同じことかもしれないし、同じ題材に何年分もの記憶が重なっていたのかもしれません。
これまで楽しくブログを書いてきましたが、今年最後、そして中村が担当する最後の記事となりました。これまでお読みいただきありがとうございました。新年からは新体制となります。これからもどうぞお楽しみに。
それでは皆さま、よいお年をお迎え下さい。