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芳野

新年

あけましておめでとうございます。

皆さんはどんなお正月を過ごしましたか?

私はいつも通り、近所のお寺で除夜の鐘をつき、元旦は知人の家で楽しく美味しい1年の始まりを過ごさせてもらいました。


本当は、「やはり1年の締めくくりを書かないと!」と、このブログは年末に書こうと思っていたのです。

でも、何だかんだと忙しない年末。前回の中村の「スケジュール帳」と同じように頭の中に「空白」がなくて、気持ちがまとまりませんでした。それでも何となく1年を振り返って考えてみると「おもしろかったなぁ」と思いました。時季カウンセリングオフィスも開業から3年目となり、方向性が定まってきたというか、自分に出来ることは何かが分かってきたような、そんな充実した1年でした。そのほかの仕事でも、自分らしく力を発揮できる基盤が出来てきて、満たされた1年だったように思います。

今年は更にそれを深めて行けたらいいですね。

今年は、田舎暮らしを始めてから、初めて雪のない新年を迎えました。雪交じりの雨が舞うくらいで、積もって白銀の世界になることはまだありません。寒いのは苦手なので温かいのは嬉しいのですが、しんしんと降り積もる雪の風景や真っ白に閉ざされた静寂、凜とした寒さは、厳しくも美しく、何もかもが浄化されるようで心が穏やかになり私の好きな季節です。


子どもの頃は、秋が好きでした。実り豊かで過ごしやすく、運動会や行楽など楽しい行事がたくさんあって、楽しく充実した日々を過ごせるからだったように思います。

大人になって、毎日仕事に追われるようになると、春が好きになりました。厳しい冬が終わって春の草花が芽を吹き出すその喜びが、何とも言えず嬉しかったのを覚えています。

田舎暮らしを始めて、山や田畑に雪が積もり、いつまでも人や車の跡がつかずに真っ白なままの白銀の世界に囲まれる暮らしをしてみると、その自然の美しさと厳しさが好きになりました。


これから、またもっと歳を重ねていったら、季節の感じ方や好きな時季が変わるのでしょうね。

今年が終わるときも昨年と同様に「あっという間に終わっちゃった!」と思うのでしょうが、きっとそんな時間の中でも、少しずつ少しずつ人は変化し、きっと成長もしているのでしょう。

今年の終わりに、どんなことを思うのか、楽しみに1年を過ごしたいと思いました。


今年の初めのブログは芳野の担当でした。

次回は中村です。

お楽しみに。

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